皆さん、ボウリングといえば誰でも簡単にできるお気軽スポーツであります。
ほとんどの方が経験済みではないかと思います。
しかし、簡単なものほど奥が深いのです。
それもそのはずスコアでも160以上出すにはとても難しいですね
ボウリング場で200以上出す上手い人の投球は皆ボールがカーブしてます。
あのカーブボールはボールの性能だけでなくレーンに塗られているオイルをうまく利用していると言えます。
しかもそのオイルは薄い所もあれば厚い所もありこのオイルの配置は機械で意図的に塗られているのだという
ボウリング上級者になるにはボウリング場に張り出されているオイルのコンデション表を読み取る必要があるのではないでしょうか
ボウリング場に張り出されているレーンコンディション表を読み取りライバルに差をつけよう
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平均点200の為にオイルを読み取る レーンコンデション表の必要性
レーンコンデションは大会用やイベントにより専用に設定されます。
また毎月ごとにレーンパターンが変わります。
ハウスボールで投げている人はストレートコースで投げますのであまり関係はありません
しかし、カーブボールやフックボールを投げている人には大きく関わってきます。
というのもカーブボールはオイルを利用してカーブしているからです。
オイルコンデションによって立ち位置、ボール選択が必要になり、いかに早く攻略できるかで勝負がきまるでしょう
その為の目安としても必要になるのがレーンコンデション表です。
オイルの長さ
レーンに塗られているオイルがどの位の長さで塗られているかを見ます。
レーンコンデション表の一番上に記載されている『Oil Pattern Distance』の項目に表記されています。
オイルの長さがカーブボールを投げた時に曲がり始めのポイントを読む目安になり重要事項と言えます。
オイルの長さはショート、ロング、ミディアムの3つ見分けます
- オイルの長さが33~37フィートだと『ショートオイル』
- オイルの長さが38~42フィートだと『ミディアムオイル』
- オイルの長さが43~47フィートだと『ロングオイル』
オイルの量について
レーンに塗られているオイルの総量について見ます。
レーンコンディション表の右上のほうに『Volume Oil Total』で記載されています。
オイルの量が多いとボールの滑りに大きく関係しますので重要事項と言えます
このオイルの量については以下の通りです。
- 15ml~20mlはミディアムドライ
- 20ml~25mlはミディアム
- 25ml~30mlはミディアムヘビー
オイルの厚みについて
レーンに塗られているオイルの厚みについてです
レーンコンディション表に立体のグラフが載っている所があります
このグラフは床板1枚1枚にどれだけのオイルがのっているかが分かります
青いグラフが高ければ厚く塗られていて青いグラフが低ければオイルが薄く塗られています
また。表の下に緑と赤の棒グラフが出ています
緑のグラフはオイルを塗る機械がファールラインからピンに向かって塗り始めた時に塗った厚みを表しています。
赤いのグラフはピンに向かった機会が折り返してファールラインに向かいながら塗っているオイルの厚みです。
このグラフを見てオイルの厚い所、オイルの薄い所をみて攻略します。
オイルのパターンを把握しよう
レーンコンデション表を見てオイルの長さ、オイルの総量、オイルの厚みについて見ることができます。
基本的オイルパターンは3種類ありますので紹介します。
フラットレーン 端から端まで均一に塗られているパターン
フラットレーンはガターまでオイルがしっかり塗られているので気を付けないとガターになってしまいますので一番難しいレーンとなります。
ブロックレーン 中央のオイル量が多く、端は極端に少ないパターン
ブロックレーンは端がオイルが少ないのでガターに落ちにくく簡単なレーンと言えます
クラウンレーン 中央から端にかけて緩やかに少なくなっているパターン
クラウンレーンは全体的にバランスの取れた理想のオイルパターンとなっております。
オイルの量の違い
一般的にオイルの量が多いと曲がりにくい、ボールがまっすぐ早く進みます
オイルが少ないと曲がりやすい、ボールの動きが遅い傾向です。
オイルコンデションの変化
時間がたつにつれてオイルが蒸発していきます。
最初のうちはオイルが十分塗られているとしても時間とともにドンドンオイルが薄くなりますこのことをオイルが枯れるといいます
オイルが枯れると今まで曲がらなかったボールが曲がるようになったり速度が遅くなったりなります。
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平均点200の為にオイルを読み取る レーンコンディション攻略
ボウリング場の稼働率が良いとそれだけ沢山のボールがレーンを通過することによりオイルが伸びてきたり場所によって薄くなったりボールの動きも変化してきます。
気候によりオイルが蒸発して薄くなりボールが遅くなったりします。
前回のレーンメンテナンスからどれくらいの時間がたっているのかを調べるとオイルが変化している可能性があるということです。
実際にボールを投げてみてボールの動きから推測します。
オイルが蒸発しているとオイル上ではボールはゆっくり回転し、オイル上以外であればボールは早く回転しますので試しに投げてオイルコンデションを見ましょう。
対策を練る
オイルが伸びると曲がりが遅くなりますですが場所がちょっとでもズレてしまうとボールは早く曲がり始めます。
オイルが枯れてくれば曲がり過ぎてポケットにたどり着けません。
立ち位置を変えるかボールチェンジを行います。
オイルコンデションが長い『ロングオイル』の場合オイルが途切れるとピンまでの距離が短いためボールのパフォーマンスが弱く期待できないときはより1番ピン近くでリリースできる立ち位置で投げます。
平均点200の為にオイルを読み取る まとめ
ボウリング上級者が放つフックボールはレーンに塗られていたオイルをとボールの特性を上手く利用したものであった。
確実なハイスコアの裏には、レーンに塗られているオイルの状況を把握して様々なアジャスト『対策』のたまものであった。
月毎に、またはイベントごとに表示されるレーンコンディション表を読み取りレーンオイル攻略が上級者に必要事項であると言えます。
レーンコンデションを読むことは難しいと言えます、かなりの知識と経験が必要です。
アベレージ200のボウラーならアマプロレベルです。
どんな時でも対策を考えておくものですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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